「アヴェ・マリア」と言うタイトルは、たくさんの音楽家が曲を作っています。

その中でも、特に有名で演奏を聴く機会が多いのは、「三大アヴェ・マリア」と呼ばれている次の三曲です。

  • 「シューベルト」の「アヴェ・マリア」
  • 「グノー」の「アヴェ・マリア」
  • 「カッチーニ」の「アヴェ・マリア」

  • 今回は、この中から「カッチーニ」の「アヴェ・マリア」を取り上げます。


    「カッチーニ」の「アヴェ・マリア」ですが、最近の研究では「カッチーニ」の作曲では無かったことがわかっています。

    この曲が最初に出版されたのは、ソ連の音楽家ウラディーミル・ヴァヴィロフ(1925-73)により「作曲者不詳」としてでした。

    その後、自身が「カッチーニ」と言う名前を広めて言ったようです。


    どうも、無名だった音楽がが過去の音楽の名前を借りて広めたようなのです。


    この曲については、2016/12/22放送の「ららら♪クラシック」の中で、作曲家の加羽沢美濃さんが曲の分析をしています。

    カッチーニは、バロック時代の作曲家ですが、この「カッチーニ」の「アヴェ・マリア」では、20世紀以降によく使われるようになった、コード進行

    「短調」「短調」「長調」「長調」

    が使われているそうです。

    また、「アヴェ・マリア」を繰り返す歌詞もバロック様式では無いようです。

    その点からも、ウラディーミル・ヴァヴィロフの作曲ということが裏付けられるとのことでした。


    「カッチーニ」の「アヴェ・マリア」はとても人気のある曲でいろいろな人が録音をしています。

    自分自身が一番気に入っているのはイネッサ・ガランテ(Inessa Galante)のバージョンになります。

    特に高音の声の出し方は惚れ込んでしまいます。

    下記の動画がこの記事を動画にしたものです。



    イネッサ・ガランテの声はこちらから聴くことが出来ます。



    動画の歌が録音されているイネッサ・ガランテのCDは下記になります。

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