自分はすぐ思い出せる物だけでも、情けなくなるような失敗をたくさんしています。

たいてい、失敗は相手がいる中で経験するので、単なる失敗では済まされず多くの人に迷惑をかけてしまうことになります。
その後は、何度も思い出しては後悔しその時の自分を罰してしまいます。

そんな経験がいくつもあるのですから本当にいやになってしまいます。

その背景には自分の経験不足や無知だったりするので、無知は罪だとさへ思ってしまいます。

長い間、そんな経験を引きずっていたのですが、ある日ある理解がやって来ました。

今の自分が考えれば、なんてバカな事をやってしまったんだと思うような事でも、「その時の自分にとってそれ以外の選択肢があったのだろうか?」と言う気づきです。

少なくとも、その時の自分にそれ以上にベストな選択など出きる訳がないという理解です。

その理解後、自分は過去の自分を受け入れる事が出来るようになりました。
どんな時も、その時の自分は「その時その時に出来る精一杯のことをやって来た」と言う事実を認めてあげようと。

そんな見方で自分を見ることが出きると、驚くほど肩の荷が下りほっと出来たのでした。

まるで世の中の見え方がまるで変わってしまったようでした。

そして、そんな理解が訪れた後は全ての人に対しても同じように見ることが出きるようになりました。

どんな人も、人それぞれに頑張って生きているのだと。

どんな人とは、全ての人を指しています。

一見、誰が見ても悪人に見えるような人も含めてです。
みんな精一杯生きているのです。

そうなると、一見、混沌とした世の中に見えるこの世界がまったく違って見えるようになったのです。